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DMM.comラボのスマホ向け動画再生アプリに脆弱性

DMM.comラボのスマートフォン向け動画再生アプリに中間者攻撃を受けるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「Android動画再生専用アプリ」および「iPhone/iPad動画再生プレイヤーアプリ」に、SSLサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2016-4829」が存在することが判明したもの。マンインザミドル攻撃(MITM攻撃)を受けるおそれがある。

同社では、Android向けに脆弱性を解消した「同1.2.1」を、iOS向けに「同2.1.3」を用意。アップデートを呼びかけている。

同脆弱性は、NTTコムセキュリティの東内裕二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2016/06/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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