Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

DMM.comラボのスマホ向け動画再生アプリに脆弱性

DMM.comラボのスマートフォン向け動画再生アプリに中間者攻撃を受けるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「Android動画再生専用アプリ」および「iPhone/iPad動画再生プレイヤーアプリ」に、SSLサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2016-4829」が存在することが判明したもの。マンインザミドル攻撃(MITM攻撃)を受けるおそれがある。

同社では、Android向けに脆弱性を解消した「同1.2.1」を、iOS向けに「同2.1.3」を用意。アップデートを呼びかけている。

同脆弱性は、NTTコムセキュリティの東内裕二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2016/06/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
開発言語「R」のデシリアライズ処理に脆弱性 - 修正版へ更新を
QNAP製NASやアドオンに脆弱性 - 旧アドバイザリも更新、影響大きい脆弱性を追加
「SonicWall GMS」に認証回避など複数の脆弱性 - アップデートが公開
4月のMS月例パッチで修正された脆弱性が攻撃の標的に - 米当局が注意喚起
Google、脆弱性2件を修正した「Chrome」のアップデートを公開
「ArubaOS」に深刻な脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
AIアプリの構築に活用される「BentoML」に深刻な脆弱性
「WooCommerce」向けのカスタムフィールド追加プラグインにRCE脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 重要度「クリティカル」の脆弱性を解消