Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サービス終了で鍵穴がない南京錠型スマートロックが解錠不可能に

電通ブルーが販売したスマートロック「246 Padlock」のサービスが終了となることがわかった。サービス終了後は解錠操作ができなくなるという。

20160428_db_001.jpg
246 Padlock

同製品は、2015年3月に発売された南京錠型のスマートロック。iOSやAndroid向けに提供されている専用アプリから解錠操作を行う。物理的な鍵を利用しておらず、鍵穴も用意されていない。

同社は同製品に関して6月30日に解錠用のアプリについて配布を終了。サービスについても終了すると説明。同日以降は「246Padlock」を開錠できなくなるという。

同社は、今回のサービス終了にともない、製品購入者に対し、返品した場合には本体代金相当額を返金するとしている。

(Security NEXT - 2016/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
JSSEC、「Androidアプリセキュアコーディングガイド」第17版を公開
「Cisco IOS」脆弱性、公表から7年後も攻撃が継続
「iPhone」「iPad」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を修正
子育て支援アプリを停止、「セキュリティ上の問題」 - 江崎グリコ
病院看護師が電子カルテ画像を知人に送信、患者氏名は墨塗り - 長野県
配達予定通知など行う佐川急便の会員制サービスにPWリスト攻撃
中高生向け動画教材サイトにSQLi攻撃 - 新興出版社啓林館
複数サーバでランサム被害、ECサイト運営などに影響 - はるやまHD
Apple、「iOS/iPadOS 18.5」で30件以上の脆弱性へ対応