3月のフィッシング報告は1921件 - 金融機関関連が半減
フィッシング対策協議会のまとめによれば、3月のフィッシングの報告件数は1921件だった。前月より1014件減となったが、依然高い水準で推移している。
同協議会によれば、1月から倍増した2月は2935件と3000件に迫る勢いだったが、一転3月は、金融機関関連のフィッシングが減少し、1921件へと落ち着きを見せた。しかしながら、300件前後で推移していた2015年後半と比較すると、依然高い水準にある。フィッシング報告の17%は、オンラインゲームを騙るフィッシングだった。
フィッシングサイトの誘導先となるURLは430件で、前月の458件を下回った。報告数と同様に2015年後半に比べて多い。一方、フィッシングに悪用されたブランド件数は25件となり、前月から3件減少した。
(Security NEXT - 2016/04/04 )
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