「Zen Cart」に複数のXSSの脆弱性 - アップデートで修正
オープンソースのショッピングカートソフトウェア「Zen Cart」において、複数の「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性が含まれていることがわかった。修正版がリリースされている。
Zen Cart
同ソフトの管理画面に存在するほか、認証なく攻撃が可能となる脆弱性も見つかったもの。脆弱性が悪用されるとCookieや機密情報などを取得されるおそれがあるという。
今回の脆弱性は、Trustwaveが脆弱性を発見したもので、「Zen Cart 1.5.4」および以前のバージョンが影響を受ける。報告を受けた開発者チームでは、脆弱性を修正した「同1.5.5」をリリース。アップデートが推奨されている。
またTrustwaveによれば、最新版に関しても、悪用にはアプリケーションの管理者権限が必要となるが、一部脆弱性が未修正となっているという。
(Security NEXT - 2016/03/30 )
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