ルーティングソフト「Quagga」にバッファオーバーフローの脆弱性
複数のルーティングプロトコルをサポートする「Quagga」において、特定条件下において任意のコードを実行される脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。
同ソフトにおいて、VPNv4用のBGPピアをbgpdへ設定している場合、バッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2016-2342」が存在するという。脆弱性を悪用された場合、任意のコードを実行されるおそれがある。
開発者は脆弱性を解消した「同1.0.20160309」を提供している。
(Security NEXT - 2016/03/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
