Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報含む火災調査書など誤廃棄 - さいたま市

さいたま市の岩槻消防署において、「火災調査書」や「救助出場報告書」など個人情報含む書類の紛失が判明した。保存期間を誤って廃棄した可能性が高いという。

紛失したのは、火災原因や損害などが記載された「火災調査書」と、救助の活動概要が記載された「救助出場報告書」。2015年12月22日に判明した。

2005年度の火災調査書26件と救助出場報告書のフォルダ12冊、および2006年度の火災調査書22件で、氏名や住所、電話番号、性別、職業、世帯状況、財産状況などの個人情報が含まれていた。

これらの文書の保存期間は10年と規定されているが、職員が誤って5年と思い込み、2012年に廃棄した可能性が高いという。文書は施錠した倉庫に保管しており、外部への持ち出しについては否定している。

(Security NEXT - 2016/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国勢調査書類、未回答世帯の訪問時に紛失か - 大野城市
要介護認定調査の連絡票を路上でクリアファイルごと紛失 - 神戸市
顧客取引データ保存されたディスク2枚が所在不明 - 西村証券
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
職員などの個人情報含む書類を外出時に紛失か - 志摩市
業務用PCが所在不明、端末入替時に紛失か - 日特建設
国勢調査世帯一覧を紛失、住民が拾得して回収 - 横須賀市
小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
国勢調査資料をバインダーごと一時紛失、住民が拾得 - 境港市