Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ANAのスマートフォンアプリに脆弱性 - 修正版が公開

全日空のスマートフォン向けアプリに、SSLサーバ証明書の検証を正しく行わない脆弱性が含まれていることがわかった。

Android端末向けに提供している「ANA 3.1.1」、およびiOS向けの「同3.3.6」に脆弱性「CVE-2015-5666」が含まれていることが明らかとなったもの。以前のバージョンも影響を受ける。

脆弱性が悪用された場合、マンインザミドル(MITM)攻撃により、通信内容が盗聴されるおそれがある。

今回の脆弱性は、青木圭一氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。全日空では、修正版を公開している。

(Security NEXT - 2015/10/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目