Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

システム不具合と操作ミスで個人情報をMLへ誤配信 - 北情大

北海道情報大学は、システムの不具合により、個人情報が誤ってメーリングリストに配信される事故が発生したことを明らかにした。

同大健康情報科学研究センターが展開する「食の臨床試験」の健康カード登録システムにおいて、9月17日17時ごろウェブサイトより登録された会員データ1件が、会員向けメールマガジンのメーリングリストに配信されたもの。

登録を行った会員の氏名、郵便番号、電話番号、生年月日、身長などの個人情報を含むメールが、登録者493人に対して送信された。受信者からの指摘により問題が発覚した。

同大は今回の問題について、システムの不具合にくわえ、会員登録時の操作ミスが重なったことにより発生したと説明。今回以外に誤送信が発生していないことを送信記録から確認したという。

同大学では、個人情報が漏洩した登録者に謝罪。同メールの受信者へ削除を依頼した。また今回の問題を受け、メーリングリストの不具合を修正。操作手順を見直したほか、登録情報を暗号化して送信するなど対策を講じたという。

(Security NEXT - 2015/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ひとり親世帯の対象者リストを第三者に誤送信 - 山形県
健康ポイント参加者宛の案内メールで誤送信 - 鏡野町
就農準備資金受給者への連絡メールで誤送信で - 福島県農業振興公社
誤送信で肝炎医療コーディネーターのメアドが流出 - 静岡県
デジタル人材育成施設でメールの誤送信が発生 - 群馬県
個人情報をメールで誤送信、半年後に判明 - 長崎国際観光コンベンション協会
メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
講習申込者の個人情報含むデータをメール誤添付 - 宮城県
中学校でデジタル化した解答用紙、並び順誤り誤送信 - 堺市
メール誤送信、交流会参加学生のメアド流出 - 下関市