iOS向けアプリ「niconico」に脆弱性 - パスワード盗聴されるおそれ
ドワンゴが提供するiOS向けアプリ「niconico」に脆弱性が含まれていることがわかった。修正版が公開されている。
iOS向けに提供されている「同6.37」および以前のバージョンにSSLサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2015-5639」が含まれていることが判明したもの。
同脆弱性が悪用されるとマンインザミドル(MITM)攻撃により、通信内容が盗聴され、ログイン情報などを窃取されるおそれがある。
同社では脆弱性を修正した「同6.38」を公開。利用者へアップデートを実施した上で、ログインパスワードを変更するよう呼びかけている。
今回の脆弱性は、青木圭一氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
(Security NEXT - 2015/09/29 )
ツイート
PR
関連記事
Pepperl+FuchsやComtrolの制御機器に脆弱性 - ファームウェアの更新を
ルータなどで広く利用されるDNSに脆弱性「DNSpooq」が判明
「Chrome 88.0.4324.96」で36件のセキュ修正 - 深刻な脆弱性も
Oracle、「Java SE」の脆弱性1件を修正
「Java SE」のアップデートが公開、脆弱性8件を解消
Oracle、四半期ごと定例アップデートを公開 - 脆弱性202件に対応
小規模向けの一部Cisco製ルータに深刻な脆弱性 - 更新予定なく利用中止を
医療機関向けデータ管理システムの旧版に深刻な脆弱性
SonicWall製セキュリティアプライアンスに脆弱性
SAP、1月の月例パッチをリリース - 深刻な脆弱性へ対処