日本ラッド、アラート機能を追加した「NIRVANA-R」をリリース
日本ラッドは、独自機能を追加したネットワーク可視化システム「NIRVANA-R」の提供を開始した。
同製品は、情報通信研究機構(NICT)が開発したネットワーク可視化、監視システム「NIRVANA」をベースに同社が独自に機能を追加したもの。6月に同機構よりソースコードを利用、改変する権利を取得し、あらたに開発した。
今回リリースした「同1.0」では、アラート機能を追加。あらかじめ設定した閾値を超える通信量が発生した場合はもちろん、ネットワークトラフィック、プロトコル、ポート番号、IPアドレスなど特定の条件を満たす通信が発生した場合、画面上にアラートを表示するとともに管理者へメールで通知することが可能。
今後同社では、グローバル展開を視野に入れ、セキュリティアプライアンスやネットワーク機器との連携機能や、アラート発生時のパケット保存機能など、新機能を追加していく予定。
(Security NEXT - 2015/09/01 )
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