Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Mac OS X向けアップデートで135件の脆弱性を解消 - Safariの脆弱性27件も

Appleは、「OS X Yosemite v10.10.5」および「Security Update 2015-006」の提供を開始した。あわせて135件の脆弱性を解消したという。

カーネルや「QuickTime」「Sudo」「OpenSSL」などにおける複数の脆弱性を修正。試行回数の制限を回避できる「OpenSSH」の脆弱性「CVE-2015-5600」にも対応した。

さらに「Bluetooth」「cURL」のほか、画像やテキスト、フォント処理、「Apache」や関連モジュール、「perl」「python」「PostgreSQL」の脆弱性を修正している。またこれらとは別に、同アップデートにはブラウザの新版「Safari 8.0.8」が含まれる。

Appleでは、「Safari 8.0.8」「同7.1.8」「同6.2.8」において、「WebKit」の修正を含む合計27件の脆弱性に対処した。ソニーデジタルネットワークアプリケーションズの西村宗晃氏が報告した3件の脆弱性「CVE-2015-3750」「CVE-2015-3751」「CVE-2015-3752」なども解消されている。

(Security NEXT - 2015/08/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ