Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

OSS医療情報管理ソフトに認証回避の脆弱性

オープンソースの医療情報管理ソフト「OpenEMR」に、認証が回避される脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトウェアにおいて、認証の回避が可能となる脆弱性「CVE-2015-4453」が存在。ソフトウェアが管理する情報が漏洩するおそれがあるという。開発グループは、修正版「同4.2.0 patch 2」を公開している。

同脆弱性については、馬場将次氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。修正に向けてJPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

(Security NEXT - 2015/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性