Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

OSS医療情報管理ソフトに認証回避の脆弱性

オープンソースの医療情報管理ソフト「OpenEMR」に、認証が回避される脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトウェアにおいて、認証の回避が可能となる脆弱性「CVE-2015-4453」が存在。ソフトウェアが管理する情報が漏洩するおそれがあるという。開発グループは、修正版「同4.2.0 patch 2」を公開している。

同脆弱性については、馬場将次氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。修正に向けてJPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

(Security NEXT - 2015/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Palo Alto「GlobalProtect App」に無効化できる脆弱性 - Linux版のみ影響
「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も
プロキシサーバ「Squid」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を解消
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「PowerCMS」に6件の脆弱性 - 修正版が公開