「Apache Sling」のコンポーネントにXSSの脆弱性
ウェブアプリケーションのフレームワークである「Apache Sling」の一部コンポーネントに脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「Sling APIコンポーネント2.2.0」および「Servlets Post コンポーネント2.1.0」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2015-2944」が存在。ブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるおそれがあるという。以前のバージョンも影響を受ける。
脆弱性が解消された新版が公開されている。今回の脆弱性は、DeNAの森槙悟氏と杉山俊春氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
(Security NEXT - 2015/05/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
手術情報含むデータ移管用USBメモリが所在不明 - 倉敷中央病院
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
データ管理システムで設定ミス、顧客情報が閲覧可能に - ピラティス専門店
システムやECサイトで攻撃検知、関連性は未確認 - タカラスタンダード
相談内容など2198件含む報告書をメールで誤送信 - 名古屋市
不正アクセスで医療従事者情報などが流出か - 富士フイルムメディカル
保管していた国勢調査関係書類が一部所在不明、検査過程で判明 - 福岡市
