個人情報をウェブ公開フォルダに誤ってコピー - 名古屋大
名古屋大学において、サーバ内に保存されていた個人情報が外部から閲覧可能な状態になっていたことがわかった。あやまって公開フォルダ上へコピーしてしまったという。
誤って情報を公開してしまったのは、名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻の研究室で管理するサーバ。4月23日に同大においてサーバ情報の調査を行った際、問題が発覚した。原因は、公開しているウェブサイトのフォルダに、個人情報の入ったファイルを誤ってコピーしてしまったためだという。
閲覧できた個人情報は、2007年度の理学部および大学院理学研究科の学生のべ261人分の個人情報で、氏名や受講教科の採点結果、成績など含まれる。また職員3人分の氏名やメールアドレスも含まれる。
同大では、情報漏洩の原因となったサーバのデータを移動。ネットワーク上のキャッシュを消去した。学生や関係者に対しては個別に事情を説明、謝罪しているが、不正使用などは確認されていないという。
(Security NEXT - 2015/05/08 )
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