Apple、「OS X Yosemite 10.10.3」などを公開 - 79件の脆弱性を解消
Appleは、OS X向けに「OS X Yosemite 10.10.3」および「Security Update 2015-004」の提供を開始した。
今回のアップデートでは、あわせて79件の脆弱性に対処。カーネルに関する脆弱性をはじめ、グラフィックドライバ、フォントやURLの処理などに存在する脆弱性を解消した。また「OpenSSL」「OpenLDAP」「Apache HTTP Server」「PHP」などの脆弱性にも対処したほか、証明書を更新している。
「OS X Yosemite 10.10.3」に関しては、最新ブラウザ「Safari 8.0.5」を内包。「Mountain Lion 10.8.5」「OS X Mavericks 10.9.5」「OS X Yosemite v10.10.2」向けに別途「Safari 8.0.5」「同7.1.5」「同6.2.5」を公開している。
(Security NEXT - 2015/04/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
