Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

輸血関連情報含むPCが所在不明 - 東京武蔵野病院

東京武蔵野病院は、輸血を受けた患者の個人情報を含むノートパソコンが、院内で所在不明となっていることを明らかにした。

2月11日に臨床検査システムの入れ替えたが、作業終了後に旧システムの端末として利用していたノートパソコン1台が所在不明になっていることに気が付いた。

問題のパソコンには、2006年11月1日から2013年12月5日の間に入院し、輸血を受けた患者101人と、同じ期間中に外来に通院し現在入院中の1人あわせて102人の輸血履歴情報が保存されていた。氏名、住所、電話番号、性別、生年月日のほか、血液型、病名、製材名、副作用の有無と言った輸血に関する情報などが含まれる。

院内を探したが見つからず、警察へ紛失を届けた。また対象となる患者と家族に対し、報告と謝罪の書面を送付している。

(Security NEXT - 2015/02/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
患者画像など所在不明、調査で持出も判明 - 富山大病院
新人教育で使用するUSBメモリを紛失、内部に評価表 - 砂川市立病院
大学病院の患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 兵医大
患者の個人情報含む書類を院内チラシラックに - 近畿大病院
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
患者情報含むファイルをサイトに誤掲載 - 確認不十分で
研究員がバス停に置き忘れノートPCを紛失 - 大阪公立大
患者情報含むノートPCが盗難被害 - 東京女子医科大病院
患者情報含む書類を紛失、誤廃棄の可能性 - 日大付属板橋病院