スマホの画面ロック設定は46.2% - OS更新は約4割
スマートフォンユーザーの4割以上がマルウェア感染や個人情報漏洩に不安を感じている一方、画面ロックやOSのアップデートなど基本的な対策の実施率はいずれも5割に満たないことがわかった。
MMD研究所が実施した「スマートフォンのセキュリティに対する意識調査」によって明らかになったもの。同調査は、12月5日から6日にかけて、20歳以上のスマートフォン所有者を対象にインターネット調査形式で実施した。有効回答数は561人。
スマートフォンを利用する上で不安を感じることでは、「故障」が最多。次いで「マルウェア感染」が2番目に多く、46.5%を占めた。さらに「紛失(44.7%)」「個人情報の漏洩(41.9%)」と続く。マルウェア感染に不安を持つユーザーをOS別に見ると、「iOS」が38.9%だった一方、「Android」は53.6%と14.7ポイント多い。
実施しているセキュリティ対策では、「パスワードや指紋認証による画面ロック」が46.2%で最多。「OSのアップデート(39.9%)」「公式サイトからアプリをインストールする(34.2%)」「無料セキュリティアプリのインストール(22.6%)」と続く。一方で「対策を講じていない」という回答も18.5%にのぼった。
対策を講じていないと回答した104人にその理由を聞いたところ、「対策方法が分からない(43.3%)」「必要性を感じない(38.5%)」「設定に手間がかかる(22.1%)」という声が目立つ。
(Security NEXT - 2014/12/16 )
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