MS月例更新、ルート証明書更新プログラムに不具合
米Microsoftは、日本時間12月10日に公開した更新プログラム「KB3004394」で不具合が出ていることを明らかにした。
同プログラムは、Windowsにおけるルート証明書のアップデートプログラム。「Windows 8.1」「Windows RT 8.1」「Windows Server 2012 R2」「Windows 8」「Windows RT」「Windows Server 2012」向けに公開された。
同社によれば、これらのうち「Windows 7 SP1」および「Windows Server 2008 R2 SP1」の環境おいて、同プログラム適用時の不具合が確認されているという。他環境については影響ないとしている。
同社では、影響を受ける「Windows 7 SP1」「Windows Server 2008 R2 SP1」の利用者に対して、「KB3004394」をアンインストールするためのアップデート「KB3024777」を用意、提供している。
(Security NEXT - 2014/12/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Active! mail」に深刻な脆弱性、すでに悪用も - 侵害確認方法を調査中
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
Dell「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性 - 乗っ取りリスクも
リモートアクセス製品「SonicWall SMA100」の既知脆弱性が標的に
「Chrome」に2件の脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Omnissa UAG」にCORSバイパスの脆弱性 - アップデートを公開
Apple、「macOS Sequoia 15.4.1」をリリース - 脆弱性2件へ対処
ASUS製ルータの脆弱性、ベンダー発表以上に高リスク - 国内外で被害拡大
Apple、「iOS 18.4.1」「iPadOS 18.4.1」を公開 - ゼロデイ脆弱性を修正
「Apache Roller」にPW変更後もログインセッションが破棄されない脆弱性