MS、「MS14-075」の一部を削除 - アンインストール推奨
日本マイクロソフトは、12月の月例セキュリティ更新として公開した「MS14-075」の一部プログラムを、不具合が判明したとして公開を中止した。
「MS14-075」は、「Exchange Server」における4件の脆弱性に対応したプログラム。脆弱性が悪用されると、「なりすまし」や「特権の昇格」などが生じるおそれがあるとして修正した。
しかし、公開後に「Microsoft Exchange Server 2010 SP3」向けに公開した「ロールアップ8(2986475)」に不具合があることが判明。リンクを公開ページより削除した。同社では詳細を調べている。
すでに同プログラムをインストールしている利用者に対しては、アンインストールするようアナウンスを行っている。
(Security NEXT - 2014/12/12 )
ツイート
PR
関連記事
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開
