Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ブログシステム「Chyrp」にXSSの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「Chyrp」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が含まれていることが判明した。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ソフトウェアにクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2014-7264」が存在。ログイン権限を持つユーザーによってスクリプトを埋め込まれた場合、管理者のウェブブラウザ上でスクリプトを実行されるおそれがあるという。

脆弱性の判明を受けて、問題を解消した「同2.5.1」が公開されている。同脆弱性は、NTTコムセキュリティの東内裕二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

(Security NEXT - 2014/12/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も