Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱性増加によるCVE番号の桁数増加に注意を

脆弱性は、CVE番号によって管理されているが、2014年よりあらたな番号体系が導入されているとして、採番機関でもあるJPCERTコーディネーションセンターは、注意を呼びかけた。

脆弱性の増加を受けて、1万件以上の採番が可能なよう番号体系を変更されたもの。CVE番号を管理運営する米MITREでは、従来は年号と4桁の数字を割り振っていたが、1月15日より必要に応じて桁数を増やす方針で運用している。

CVE番号をプログラムなどで固定長として扱っている場合、誤動作などを生じる可能性があるとして、JPCERTコーディネーションセンターは注意を喚起している。

(Security NEXT - 2014/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Linuxカーネルの脆弱性に対する攻撃が発生 - 米当局が注意喚起
「Android」に複数脆弱性を修正するアップデート - 一部で悪用の兆候
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性 - 権限昇格や認可回避のおそれ
「curl」の特定バージョンにクローズ処理が重複する脆弱性
Veeamのクラウド向けアプライアンスに脆弱性 - 更新状況の確認を
深層学習で活用される「Deep Java Library」に深刻な脆弱性
「Apache OFBiz」や「.NET Framework」の脆弱性悪用に注意
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Chrome 133」がリリース - 12件のセキュリティ修正を実施
アクセス管理製品「PrivX」に脆弱性 - アップデートで修正