Android版「Bump」に脆弱性、開発終了で修正予定なし
連絡先の情報を簡単に交換できるスマートフォン向けアプリ「Bump」のAndroid版に、情報漏洩の脆弱性が存在することがわかった。修正版の提供予定はなく、セキュリティ機関では利用の中止を呼びかけている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同アプリには情報漏洩の脆弱性「CVE-2014-5320」が存在。取得した連絡先情報が、不正なAndroidアプリを介して第三者に漏洩する可能性があるという。
同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの望月岳氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告、JPCERTコーディネーションセンターが開発者との調整を行った。
同アプリは開発が終了しており、脆弱性を解消したバージョンが公開されることはないため、アプリの使用停止を呼びかけている。
(Security NEXT - 2014/09/24 )
ツイート
PR
関連記事
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 乗っ取りや情報漏洩など広く影響
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
先週注目された記事(2025年12月14日〜2025年12月20日)
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
