脆弱性緩和ツール「EMET 5.0」の日本語版ユーザーガイドが公開
日本マイクロソフトは、無償で利用できる脆弱性緩和ツール「Enhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)5.0」の日本語版ユーザーガイドを公開した。
同ツールは、メモリ破壊を引き起こす脆弱性攻撃などの影響を緩和する無償ソフトウェア。システム全体だけでなく、アプリを指定して対策を導入することも可能。OSに実装されていない最新の緩和策をいち早く導入できる。
おもに企業や組織などを対象としたツールで、グループポリシーで適用することが可能。ソフトウェアは、英語版のみの提供となるが、日本語版OS上での動作に対応しており、企業向けテクニカルサポートの対象となっている。
具体的な機能としては、アプリケーションメモリにおけるデータ実行を防止する「DEP」や、メモリをランダム化する「ASLR」など、本来利用すべき緩和策を適用していないアプリケーションに対し、強制的に適用させることが可能。
最新版の「同5.0」では、セキュリティゾーンに対するライブラリやプラグインの読み込みを制御できる「Attack Surface Reduction(ASR)」をあらたに追加。「Export Address Table Filtering(EAF)」の強化版である「EAF+」や、証明書のチェック機能の強化のほか、アプリケーション互換性についても改善している。
(Security NEXT - 2014/09/02 )
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