日産の一部サイトが約2カ月にわたり改ざん - 外部サイトに誘導
日産自動車は、同社が運営するウェブサイトが、6月末より改ざんされていたことを明らかにした。外部不正サイトへ誘導される状態だったという。

6月より発生していた改ざんを公表した日産自動車
改ざんが発生したのは、下取り時の参考価格を調べることができるサイト「下取り参考価格シミュレーション」。
同社によれば、6月30日未明、何者かの不正アクセスにより改ざんが発生。被害に気が付き、サーバを停止した8月22日23時半ごろまで、同サイト内の一部プログラムが改ざんされた状態だった。
同サイトを閲覧すると、外部サイトへ誘導されファイルがダウンロードされるように改ざんされており、閲覧者がマルウェアに感染している可能性もある。同社では、同サイトを停止し、セキュリティ事業者が詳細について調べている。
現時点で個人情報をはじめとする情報漏洩は確認されておらず、他サーバでの被害も確認されていないという。同社は、心当たりがある利用者に対して、セキュリティ対策ソフトを用いて、マルウェアへ感染していないか確認するようアナウンスを行っている。
(Security NEXT - 2014/08/26 )
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