Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「アメーバ」のAndroid向けアプリに脆弱性 - 修正版が公開

サイバーエージェントのコミュニティサービス「アメーバ(Ameba)」の公式Androidアプリに、脆弱性が含まれていることがわかった。脆弱性を解消した最新版が公開されている。

同アプリに、SSLサーバの証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2014-3902」が存在していることが判明したもの。脆弱性を悪用されるとマンインザミドル(MITM)攻撃を受けるおそれがあり、ログインIDやパスワードが盗聴されるおそれがある。

影響を受けるのは、「同3.0.0」から「同4.4.0」まで。同社は、脆弱性を修正した最新版となる「同4.5.0」を用意し、Google Playで提供を開始した。

今回の脆弱性は、高橋恒樹氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2014/08/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性