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メール配信システム「acmailer」にCSRFの脆弱性 - 修正版が公開

シーズが提供するメール配信ソフト「acmailer」に、クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2014-3896」が含まれていることがわかった。

脆弱性ポータルサイトのJVNによれば、同脆弱性を含むバージョンを利用している場合、ログインした状態で悪意があるページにアクセスすると、不正に操作されたり、管理者権限を奪われるおそれがあるという。

今回の脆弱性は、慶應義塾大学武田圭史研究室の廣田一貴氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンター調整を行った。シーズでは、脆弱性を修正した「同3.8.17正式版」「同3.9.10β開発版」の提供を開始している。

(Security NEXT - 2014/07/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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