Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

テスト管理システム「TestRail」に任意のスクリプトが実行される脆弱性

Gurock Softwareが提供するウェブベースのテスト管理システム「TestRail」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

影響を受けるのは「同3.1.1.3130」。クロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2014-4857」が存在するため、アクセスしたユーザーのブラウザ上でスクリプトを実行されるおそれがある。

すでに脆弱性を修正した新版「Testrail 3.1.3」が公開されており、セキュリティ機関ではアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/07/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中
Fortinet、アドバイザリ13件を公開 - 複数製品の脆弱性を修正
「Rust」によるWindowsバッチ処理に脆弱性 - アップデートが公開