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【迷惑メール】スパム送信国、前回7位の日本は11位に

ソフォスは、2014年第2四半期におけるスパムの送信状況を取りまとめた。前回7位だった日本は11位へと後退している。

同社のまとめによれば、同四半期のスパム送信元として最多国だったのは、前四半期と同様「米国」。順位は変わらないが、前回の16.4%から24.2%へと割合が大きく上昇している。

前回調査で2位だった「スペイン」は、再びランキング外へ姿を消した。2位以下は米国と大きく差が開いており「フランス(6.7%)」が2位。「中国」が6.2%の僅差で追っている。さらに「イタリア(5.2%)」「ロシア(5.1%)」が続いた。

前四半期では、日本が7位に上昇し、同社の調査以来はじめて10位以内に入ったが、今回は11位へと後退している。同社がまとめた上位10カ国のスパム送信国は以下のとおり。

スパム送信国の上位10カ国

1位:米国
2位:フランス
3位:中国
4位:イタリア
5位:ロシア
6位:ドイツ
7位:韓国
8位:ウクライナ
9位:スペイン
10位:ベトナム

人口比率を踏まえたスパム送信国上位10カ国

1位:ブルガリア
2位:ベラルーシ
3位:スイス
4位:ルクセンブルグ
5位:フランス
6位:アルメニア
7位:ウルグアイ
8位:アイスランド
9位:イスラエル
10位:イタリア

(Security NEXT - 2014/07/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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