委託先から内部書類が外部流出、匿名の郵送で判明 - 大阪府
大阪府が自動車税に関するコールセンター業務を委託しているNTTマーケティングアクトが、個人情報が記載された問い合わせ受付票を紛失していたことがわかった。同府では経緯を調べている。
同府の発表によれば5月14日、大阪自動車税事務所にコールセンターの内部文書である問い合わせ「受付票」2枚が匿名で郵送されたことから、問題が判明したもの。業務を受託しているNTTマーケティングアクトでは、従業員へヒアリングを実施するなど、同府の指示のもと内部資料が外部へ流出した経緯を調べている。
流出した受付票には、納税義務者の氏名、連絡先、自動車登録番号、問い合わせ内容などが記載されていた。今回の流出による被害などの報告は受けていないという。
同府ではNTTマーケティングアクトに対し、流出した経緯のさらなる調査と、関係者への説明、謝罪を行うよう指示。再発防止に向けた対策の実施を求めていくという。
(Security NEXT - 2014/05/22 )
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