ファイル管理できるAndroidアプリ「ES File Explorer」に脆弱性
Android向けに提供されているファイル管理アプリ「ES File Explorer」に、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が含まれていることがわかった。最新版では修正されている。
問題の脆弱性「CVE-2014-1970」は、「同3.0.4」より前のバージョンに存在。脆弱性を悪用すると、利用者の意図に反してアプリの権限でアクセス可能な範囲でディレクトリやファイルを作成されたり、既存ファイルを上書きされるおそれがある。
最新版となる「同3.1.0.3」で脆弱性は解消されている。同脆弱性は、さくら情報システムの小池亮平氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告。修正にあたり、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
(Security NEXT - 2014/03/20 )
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