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USBタイプのモバイルルータ「Huawei E355」に認証回避の脆弱性

USBトークンタイプのWi-Fiモバイルルータ「Huawei E355」に認証回避の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ専門機関が注意を呼びかけている。

同製品においてファームウェアが21.157.37.01.910の場合、ウェブインタフェースへ認証なしにアクセス可能となる認証回避の脆弱性「CVE-2013-6031」が存在するもの。

ローカルネットワークより認証なく管理者パスワードや機器の設定を外部より変更することが可能となるという。

脆弱性検証ツールである「Metasploit」向けのモジュールも公開されている。脆弱性の回避方法はアナウンスされていない。

(Security NEXT - 2014/03/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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