ZTE製ケーブルモデム2機種にバックドア
ZTE製のケーブルモデム2機種にバックドアが存在し、認証なくアクセス可能であることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。
脆弱性が指摘されているのは、「F460」および「F660」。両機種は、チャイナテレコムをはじめ、中国系IPSで多く利用されているケーブルモデムで、リモートより認証なく管理者権限で任意のコマンドを実行できる。
Rapid7の専門家が問題を指摘したが、ZTEから同社に対する返答はないとして脆弱性を公表したという。セキュリティ機関も注意喚起を行っている。
脆弱性を修正するプログラムは提供されていない。コマンドを実行するスクリプトファイル「web_shell_cmd.gch」を削除することで脆弱性の影響を緩和することができる。
(Security NEXT - 2014/03/05 )
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