Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、IEゼロデイ攻撃を回避する「Fix it」を公開 - 定例外パッチ提供の可能性も

米Microsoftは、「Internet Explorer」に脆弱性「CVE-2014-0322」が存在し、ゼロデイ攻撃が発生している問題で、脆弱性の影響を緩和するプログラム「Fix it」をリリースした。またセキュリティ更新プログラムの開発を進めており、定例外でリリースする可能性もある。

20140220ms_001.jpg
回避策を手軽に適用できる「Fix it」。脆弱性を根本的に修正するプログラムではないので注意が必要

問題とされる「CVE-2014-0322」は、悪用されるとメモリ破壊が生じ、リモートよりコードの実行が可能となる脆弱性。細工したウェブサイトを閲覧した場合などに攻撃を受けるおそれがある。すでに複数のセキュリティベンダーがゼロデイ攻撃を確認している。

Microsoftによれば、脆弱性の影響を受けるのは「同10」および「同9」のみに限定されており、他バージョンは影響を受けないと説明。セキュリティ更新プログラムの開発を進めており、状況によっては定例外でリリースする可能性もあるとしている。

同社は、脆弱性の影響を緩和する方法として「MSHTML Shimの回避策」の実施を挙げており、同対策を実施するための「Fix it」をウェブサイトで公開した。また「Microsoft Active Protections Program(MAPP)」を通じて、セキュリティベンダーと情報共有を進めている。

(Security NEXT - 2014/02/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「cPanel」に深刻な脆弱性、悪用も - 修正や侵害有無の確認を
「NVIDIA FLARE SDK」に複数の脆弱性 - 認証回避やコード実行のおそれ
「SonicOS」に複数の脆弱性 - 認証回避やDoSのおそれ
「Chrome」に30件の脆弱性 - 「クリティカル」が4件
「Nessus」「Nessus Agent」に脆弱性 - 任意ファイル削除のおそれ
「Apache MINA」に深刻な脆弱性2件 - アップデートを
米当局、脆弱性6件を悪用カタログに追加