開発者の削除で話題を呼んだゲームアプリ「Flappy Bird」に悪質な偽アプリ
人気を集めたにもかかわらず、急遽開発者が公開を中止して話題を集めた無料ゲームアプリ「Flappy Bird」の悪質な偽アプリが多数確認されている。複数のセキュリティベンダーが注意を呼びかけた。
同アプリは5000万回以上ダウンロードされた人気ゲームアプリ。トレンドマイクロによれば、偽アプリは、特に作者の出身国であるベトナムや、ロシアなどの非公式アプリストアで多く確認しているという。
見た目は正規アプリ大差ないが、海外において利用されている有料SMSを送信するよう改変されている。さらに、端末に登録されたユーザーの電話番号や携帯会社名、Gmailアドレスを送信するなど、個人情報漏洩の危険性もある。さらに正規アプリへ料金を請求する機能を追加した偽アプリも登場している。
偽アプリではインストール時に、正規版では必要なかったテキストメッセージの読み取りなど、権限の許可を求められるため、注意深く確認するよう求めている。
(Security NEXT - 2014/02/18 )
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