Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ボランティア関係者の個人情報をサイトに誤掲載 - 北九州市

北九州市は、ボランティア情報提供サイト「キラキラネット」において、本来非公開とするべき個人情報を誤って掲載していたことを明らかにした。

問題となった同サイトは、市民生活サポートセンターが運営しているボランティア情報提供サイト。同サイトに登録するNPO法人とボランティア団体のうち、6団体において非公開とすべき一部情報が、9月12日12時から10月20日16時まで閲覧可能な状態となった。

10月19日深夜に関連するボランティア団体の代表者から自分の住所が公開されているとの連絡があり問題が判明した。同センターでは、サイトの登録団体検索機能を一時的に停止。すべての団体の登録情報を確認したところ、ほかにも5団体の非公開情報が閲覧できる状態になっていることがわかった。

閲覧可能になっていた情報は団体によって異なるが、電話番号や住所、ファックス番号、メールアドレスで、サイトリニューアル時にデータ照合を行った際、職員が誤って公開したという。同センターでは、対象となる団体代表者に説明と謝罪を行った。

(Security NEXT - 2013/10/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

複数ECサイトで個人情報流出か、営業は再開 - ユニバーサルミュージック
サイト掲載ファイルに個人情報、紙媒体チェックで気づかず - 一関市
県サイト公開の表計算ファイル内に個人情報、チェック不足で - 新潟県
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
柏崎刈羽原発説明会の情報公開文書でマスキング漏れ - 新潟県
サイト掲載PDFに個人情報、墨塗りするも参照可能 - いすみ市
作業服通販サイトに不正アクセス - 2024年に判明、新サイトへ移行
開発リポジトリでクラウドアクセスキーを誤公開 - ビール定期便サービス
米政府、国家支援攻撃者によるF5侵害受け緊急指令