Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「サイボウズOffice」にXSSの脆弱性 - アップデートが公開

サイボウズが提供するグループウェア「サイボウズOffice」に、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性ポータルサイトのJVNによれば、脆弱性が含まれているのは、「同9.3.0」および以前のバージョン。「同on cybozu.com」も影響を受ける。

トップページのカスタマイズ機能にクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2013-4703」が存在し、ログイン後にブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるおそれがある。サイボウズでは、脆弱性を修正した最新版となる「同9.3.1」を公開した。

今回の脆弱性は、バルテスの西尾素己氏が開発者に報告したもので、修正にあたり、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

(Security NEXT - 2013/09/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消