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「EC-CUBE」にディレクトリトラバーサルの脆弱性 - アップデートが公開

ECサイトのオープンソースソフトウェア「EC-CUBE」に、深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。修正済みの最新版が開発元より公開されている。

今回見つかった脆弱性は、Windows環境におけるディレクトリトラバーサル。脆弱性が悪用された場合、サーバ上のファイルにアクセスされるおそれがある。

影響があるのは、「同Ver 2.12.5」から「同2.12.0」までで、開発元のロックオンでは、脆弱性の危険度を「高」とレーティングしている。

同社では、脆弱性を修正した最新版「EC-CUBE 2.12.6」を公開するとともに、手動で修正する方法についてもアナウンスを行っている。

(Security NEXT - 2013/09/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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