のべ5万8000人の顧客情報含む帳票が所在不明 - 住友生命
住友生命保険は、48支社および8事業部において、約5万8000件の顧客情報含む帳票を紛失したことを明らかにした。
所在不明となっているのは、北海道から沖縄まで全国48支社および8事業部が扱った54種の帳票。正確な件数はわかっておらず、のべ約5万8000件にのぼると見られている。
問題の帳票には、顧客の氏名、住所、電話番号、生年月日、証券番号などが記載されているが、病歴などのセンシティブ情報、クレジットカード番号、ID、パスワードは含まれていないという。
一部支社で帳票の誤廃棄が判明し、一斉点検を実施したところ紛失が発覚。保存期間内に誤って廃棄した可能性が高いと同社では結論付けており、いずれも不正利用といった苦情は寄せられていない。
今回の問題を受けて同社では、文書の管理ルールの徹底や保管状況の点検、電子化の推進など、再発防止に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2013/06/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
顧客情報含む明細表を紛失、誤廃棄の可能性 - 沖縄銀
個人情報含む補助金申請書を誤廃棄 - 佐野市
保健所で執務室の引っ越し時に届出文書を誤廃棄 - 埼玉県
マイナンバー含む公文書をロッカーごと誤廃棄 - 笛吹市
伝票を保管していた段ボール3箱を誤廃棄 - 佐賀銀
個人情報書類を誤廃棄、庁内書庫への引継ぎ時に判明 - 大阪市
資格認定講習修了者の登録台帳を誤廃棄 - 農水省
被留置者の個人情報含む文書が所在不明 - 愛知県警
意識調査対象者名簿が誤破棄か、廃棄時に気づく - 仙台市
医療センターでゴミ箱周辺に置いた書類を誤って廃棄 - 沖縄県