国内企業の83%がモバイルのセキュリティインシデントを経験
国内企業の53%がモバイルデバイス上に顧客情報を保存しており、83%がセキュリティインシデントを経験していることが、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの調査で判明した。
同調査は、日本人100人を含むワールドワイドのITプロフェッショナル790人を対象に、モバイルセキュリティに関する動向を調査。日本国内の動向を取りまとめた。
今回の調査では、65%が私物デバイスの業務利用が増加していると回答。33%は、2年前と比べて私物デバイスの数が5倍以上に増えたとしており、私物デバイスを業務で利用するBYODの広がりを示す結果となった。
また53%は、従業員のモバイルデバイスに機密性の高い顧客情報が保存されているとし、92%は顧客情報の盗難や紛失に懸念を持っている。さらに83%が、2012年にセキュリティインシデントを経験したと回答。被害額が25万ドルを超えたとする企業が36%にのぼった。
(Security NEXT - 2013/06/14 )
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