Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

UPnP機能を実装するための「SDK」に脆弱性 - 複数メーカーの製品に影響

UPnP機能を実装に用いるオープンソースのSDK「Portable SDK for UPnP(libupnp)」にバッファオーバーフローの脆弱性が判明した。

脆弱性情報サイトであるJVNによれば、関数である「unique_service_name」にバッファオーバーフローの脆弱性が明らかとなったもの。同SDKを用いて開発された製品において、細工されたリクエストをUPnP機能により処理すると、任意のコードが実行されるおそれがある。

修正が行われた「libupnp 1.6.18」が公開されており、開発環境をアップデートした上で、影響を受ける製品の脆弱性を修正するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/01/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開