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Adobe、悪用が発生している「ColdFusion」の深刻な脆弱性を修正

Adobe Systemsは、「ColdFusion」で明らかになった深刻な脆弱性を修正するホットフィクスを提供している。

同プログラムは、「同10」「同9.0.2」「同9.0.1」「同9.0」向けの修正プログラム。Windows、Mac OS X、UNIX向けに提供されている。あわせて4件の脆弱性を修正しており、脆弱性が攻撃を受けた場合、認証が回避されたり、リモートで制御されるおそれがある。

修正された4件の脆弱性のうち、「CVE-2013-0632」は、すでに悪用が確認されており、同社では、すべてのOS環境について適用優先度を「1」に設定。早急な対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/01/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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