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組織を守る年末年始のセキュリティ対策 - IPAが実施呼びかけ

まもなく年末年始の長期休暇を迎えることから、情報処理推進機構(IPA)では、企業などへセキュリティ対策の実施を呼びかけている。

期間中にウイルス感染や情報漏洩を未然に予防したり、インシデント発生時に被害拡大を防止するよう事前準備を呼びかけたもの。

システム管理者に対しては事前対策として、▽不測の事態に備えた緊急対応体制の再確認 ▽OSやアプリケーションにおける脆弱性の解消 ▽ウイルス定義ファイルの更新 ▽情報持ち出しルールの徹底 ▽情報取り扱いルールの徹底 ▽パスワード管理の徹底 ▽サイバー攻撃対策の点検−−などを実施するよう求めている。

組織のパソコン利用者に対しては、休暇明けにPCを利用する際、最初に修正プログラムやパターンファイルを適用し、期間中に持ち出したPCやUSBメモリ経由でウイルスが侵入しないよう、利用前にウイルスチェックを行うよう求めるとともに、休暇中に届いたメールの取り扱いに十分注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2012/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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