Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Firefox 16では14件の脆弱性を解消 - マイナーアップデートで直後に2件へ対応

Mozillaは、米国時間10月9日に14件の脆弱性を修正したブラウザの最新版「Firefox 16」を公開した。すでに同バージョンのマイナーアップデートである「同16.0.1」が提供されている。

今回のメジャーアップデートでは、メモリ破壊やセキュリティチェックのバイパスなど、重要度が4段階中もっとも高い「最高」に設定された脆弱性11件を修正。また次に高い「高」にレーティングされた脆弱性3件についても対応し、14件の問題を解決した。

また公開直後、あらたに脆弱性が判明。悪意あるサイトにより、ユーザーが以前に訪問したことがあるURLを取得できることが判明し、米国時間11日に「Firefox 16.0.1」を公開。重要度「最高」の脆弱性2件を解消した。

(Security NEXT - 2012/10/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Elasticのエンドポイント対策「Elastic Defend」に脆弱性 - 修正版を提供
「NVIDIA App」インストーラに脆弱性 - 権限昇格のおそれ
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正