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MS、定例外パッチを公開 - IEのゼロデイ脆弱性を修正

日本マイクロソフトは、定例外のセキュリティ更新プログラム「MS12-063」を公開した。深刻度は「緊急」。

同プログラムは、「Internet Explorer」の累積的な脆弱性を解消するパッチ。「同6」から「同9」までを対象としている。

9月18日に同社がセキュリティアドバイザリを公開した「ExecCommand関数」におけるメモリ破損の脆弱性「CVE-2012-4969」を含むあわせて5件の脆弱性に対応した。

「CVE-2012-4969」は、細工したウェブサイト閲覧させることにより攻撃が可能。すでに標的型攻撃が確認されているほか、攻撃ツールへの転用も確認されている。

(Security NEXT - 2012/09/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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