Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ステルスマーケティングの意図なかった」 - キングソフトが釈明

キングソフトは、一部インターネット上で同社セキュリティ対策ソフトのマーケティング手法を問題視する声が上がっていることについて、釈明を行った。

発端となったのは、同社が複数の専門家やライターに対して送信したメール。ソーシャルにおいて、同社の良好な評判を形成したいとして、ブログやFacebook、Twitter、質問サイトなどへ記事の投稿を依頼していた。

しかし、同メールを受け取ったひとりであるセキュリティ専門家の高木浩光氏が、Twitter上で内容を公表。ステルスマーケティングであるとして、Twitterなど一部インターネット上で騒ぎとなった。

同社は問題が指摘されたことを受け、当初考えていた意図と異なり、ステルスマーケティングの認識はなかったと反論。

旧バージョンの機能評価が、現行製品や今後リリース予定の製品の機能と乖離していることについて情報発信したかったもので、良い点、悪い点を含めてありのまま執筆してもらうのが目的だったと釈明し、意図に反してメールの本文が誤解を招く内容だったとして謝罪した。

(Security NEXT - 2012/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「CODE BLUE 2023」のタイムテーブル - 脆弱性関連の講演充実
米政府、マルウェア「Snake」の分析結果を公開 - 露関与と指摘
MSRTがアップデート、ランサムウェア「Locky」に対応
マルウェア「Kovter」が進化、コードをレジストリに隠ぺい
OSより仮想でマルウェア検知する「McAfee Deep Defender」がサーバ対応
PCの盗難対策製品「マカフィー・アンチセフト」がUltrabookに対応
マカフィー、OSより下層でステルス型マルウェアを検知する新技術を国内市場へ投入
McAfeeとIntel、OS以下のレイヤーでマルウェアを検出する新技術 - ステルス性高い攻撃を防御
2011年上半期の新種マルウェアは1200万件 - 年間2000万件に達する可能性も
ゲーム最適化機能なども備えたセキュリティ対策ソフト - G DATA