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企業のAndroid端末を脅威から守る「Symantec Mobile Security 7.2」

シマンテックは、Android端末用向けセキュリティ対策製品の新版「Symantec Mobile Security 7.2」を発売した。

同製品は、Androidアプリの監視、分析を行う不正アプリ対策機能や企業向けの管理機能を備えたAndroid端末用セキュリティソリューション。

不正アプリの検索や削除する技術は、「ノートンモバイルセキュリティ」で培ったマルウェア対策検出技術を活用。端末にダウンロードするアプリや更新を自動的に検査し、端末内やSDカードへの感染を防止する。

悪質なウェブサイトへの接続を防止するウェブプロテクション機能のほか、盗難や紛失時のデータ保護を実現するリモートロック機能を装備。リモートワイプによるデータ消去やGPSによる端末の位置特定機能を搭載している。

さらに定義ファイルのアップデートを組織内のサーバから各端末への配信したり、デバイスの感染状況や検索ポリシーの一元管理、レポート機能など、組織で利用する際に便利な管理機能を用意した。

価格は、1デバイスあたり3885円。別途保守料630円/年が必要。また同社は、今回の同製品発売にあわせ、モバイルデバイス管理製品「Symantec Mobile Management」に関しても、Android端末用の機能拡張を実施している。

(Security NEXT - 2012/08/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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