Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ALSI、フィルタリングソフトのDB強化 - 標的型攻撃対策に効果

アルプスシステムインテグレーション(ALSI)は、ウェブフィルタリングソフト全製品に対し、標的型攻撃やドライブバイダウンロード攻撃対策として、データベースを強化した。

機能強化の対象となるのは、ウェブフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」、クラウド型ウェブフィルタリングサービス「InterSafe CATS」、家庭向けフィルタリングソフト「InterSafe Personal」。

同社では標的型攻撃対策として、新製品である「InterSafe WebFilter Ver.8.0」に、ドライブバイダウンロード攻撃を行うサイトのリストを「DBD攻撃サイトカテゴリ」として提供するが、既存製品に対しても同内容のリストを「不正コード配布カテゴリ」へ配信し、データベースの強化を図る。

また感染したマルウェアが通信する外部のボットネットやコマンド&コントロールサーバの情報についても研究機関より情報提供を受けてURLリストを充実させ、マルウェアによる通信の遮断を実現するという。

(Security NEXT - 2012/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
LinuxカーネルのUSBオーディオドライバ脆弱性 - 攻撃の標的に
「Android」にセキュリティパッチ - 複数脆弱性で悪用も
「Android」の3月パッチが公開 - ゼロデイ脆弱性2件に対応
フィッシング被害から個人情報流出や不正メール送信が発生 - 日本無線
「Chrome」のGPU脆弱性修正、WebKit関連のゼロデイ脆弱性と判明
米政府、Apple製品や「Junos OS」の脆弱性悪用に注意喚起
Apple、「iOS 18.3.2」など公開 - 旧iOSにゼロデイ攻撃の可能性
【特別企画】なぜ今「ASM」が注目されるのか - 攻撃者視点こそ防御のかなめ