「違法販売サイト」に注意、商品送らず個人情報狙うサイトも
偽ブランド品や医薬品の個人輸入斡旋サイトなどで、個人情報を詐取されるケースがあるとして、セキュアブレインが注意を呼びかけている。
同社は、攻撃の多様化により個人情報が流出する事件が発生していると指摘し、最近の傾向を「フィッシング詐欺サイト」「APT」「スマートフォン」「違法販売サイト」の4種類に分類。
なかでも、一見偽ブランド品の販売や、医薬品の個人輸入について斡旋を行うサイトと見せかけつつ、実体は存在せずに情報詐取を目的としたサイトも存在するという。注文したが商品が届かず、個人情報やクレジットカード情報が騙し取られたケースが同社に報告されている。
また相次いでいる大手銀行を狙った「フィッシング詐欺サイト」や、特定の組織や個人を狙った標的型攻撃などの「APT」のほか、スマートフォンやタブレットの利用などについても、攻撃対象のプラットフォームが多様化しており、不正サイトやマルウェアが確認されているとして、注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2011/11/01 )
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