日本オラクル、データベースファイアウォールの日本語版を発売
日本オラクルは、データベースに対する不正な命令を遮断するデータベースファイアウォール「Oracle Database Firewall」の日本語版を11月9日より提供開始する。
同製品は、アプリケーションサーバとデータベース間で動作してSQLコマンドを解析、データベースサーバに対する不正なSQLコマンドの実行を阻止するデータベースファイアウォール。既存のデータベースを変更することなく利用できる。
管理者は、実行されたSQLコマンドからホワイトリストを作成することが可能。ブラックリストの作成にも対応している。また日時や曜日、ネットワークによる制御が可能。SQLインジェクションといったインターネット経由の攻撃だけでなく、内部関係者の不正操作を排除できる。
さらにSQLコマンドのログを収集し、不正発見時に監視システムへアラートを出すことが可能。問題の究明などに利用できる。価格は、マネジメントサーバが625万円。別途データベースサーバごとに54万3500円が必要。
(Security NEXT - 2011/10/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サイトDBより個人情報流出の可能性 - リゾート施設運営会社
2Q「JVN iPedia」登録は1万件超 - 98.7%が「NVD」情報
SAML認証ライブラリに脆弱性の指摘 - CVE番号は「拒絶」に
SonicWall「SMA 100」にバックドア、ゼロデイ攻撃か - 侵害調査の実施を
婚活イベント情報サイトから情報流出 - フィッシング調査から判明
有料公開DBの国道図面に約6.5万人の個人情報 - 国交省
熊本県農業サイトへのサイバー攻撃、詳細調査でDB侵害が判明
都校務支援システムに不具合 - 102校の健診データを誤登録して喪失
地域特化型の旅行予約システムで顧客情報を誤表示
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待