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KCCS、「iPhone」や「iPad」に対応する端末認証サービスを提供 - Android端末にも順次対応

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、サイバートラストと連携し、スマートフォンやタブレット端末による安全なリモート接続を実現する「スマートデバイス端末認証サービス」を、8月1日より販売開始する。

「スマートデバイス端末認証サービス」サービスイメージ
「スマートデバイス端末認証サービス」サービス概要(図:KCCS)

同サービスは、スマートフォンやタブレット端末向けの認証ソリューション。従来よりKCCSがPC向けに販売している認証ソリューション「NET BUREAU」のノウハウを活かしたもので、同サービスのオプションとして提供する。

同サービスでは、サイバートラストのデバイス認証用証明書発行管理サービス「サイバートラストデバイスID」と連携。「IMEI」など端末識別情報を利用し、許可した端末のみにデバイス証明書を登録することができる。

デバイス証明書は、メールで通知されるURLから簡単に登録することが可能。VPNアクセス時は、デバイス証明書とVPNゲートウェイにインストールされたサーバ証明書の相互チェックによる認証にくわえ、必要に応じてさらにIDとパスワードを求める二要素認証も利用できる。

サービス開始当初の対応機器は、iOS3.0以降を搭載した「iPhone」「iPad」、およびCisco製VPNゲートウェイ。今後順次、Android端末や他VPNゲートウェイへ対応していく予定。同社では、今後1年間に3億円の売上を目指してサービスを展開していく。

(Security NEXT - 2011/07/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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